カスタムスクリプト
組み込みスクリプトは一般的なフローを網羅しています。それでは足りないとき——順序を変えたい、組み込みが触れない画面を操作したい、TikTok や Instagram 以外のアプリを動かしたい——は、好きな言語で自分で書き、TikMatrix に端末を貸してもらえます。
必要条件
カスタムスクリプトには Pro / Team / Business プラ ンが必要です。 Starter プランでは利用できません。
プランのデバイス数はそのまま同時実行数の上限になります。Pro プラン(20 台)なら、組み込みタスク・カスタムスクリプト・その両方のいずれであっても、同時に 20 台まで動かせます。
実行方法は 2 通り
スタンドアロン
プログラムはあなたが起動します。TikMatrix は端末を貸すだけです。
from tikmatrix import TikMatrix
client = TikMatrix()
for device in client.devices():
if device["busy"]:
continue
with client.device(device["serial"], label="my crawler") as d:
d.press("home")
print(d.info())
単発の処理、データ収集、自前のスケジューラから走らせたいものに向いています。
マネージド
プログラムを TikMatrix に登録すると、通常のタスクと同じ扱いになります。タスクキュー、プランごとの同時実行制御、自動リトライ、タスクログ、スケジュールテンプレートがそのまま使えます。TikMatrix はプログラムを起動する前に端末をリースし、リース ID を環境変数で渡します。
from tikmatrix import TikMatrix
with TikMatrix.from_env() as d: # 端末はリース済み
d.click(text="Log in")
print("done") # この行はタスクログに残る
繰り返し実行したいもの、定期実行したいもの、多数の端末で走らせたいものに向いています。
どちらを選ぶか
| スタンドアロン | マネージド | |
|---|---|---|
| 起動する主体 | あなた | TikMatrix のタスクキュー |
| 端末リース | 自分で取得 | 起動時点で取得済み |
| リトライ・スケジュール・タスクログ | 自分で作る | 標準で付いてくる |
| 多数の端末で実行 | 自分でループを書く | 端末ごとに 1 タスクを並列投入 |
| 向いている用途 | 試行錯誤、クローラ、単発処理 | 繰り返したいものすべて |
まずスタンドアロンでフローを固め、同じファイルをマネージドスクリプトとして登録する、という進め方がで きます。変わるのは TikMatrix.from_env() の 1 行だけです。
はじめる
1. クライアントライブラリを入れる
pip install requests
そのうえで SDK ディレクトリの tikmatrix.py をスクリプトの隣にコピーします。ライブラリは単一ファイルで、他の依存はありません。
使わなくても構いません。API は HTTP 上のただの JSON で、生のエンドポイントは下に記載しています。